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532 ロンサム・パイン・フィドラーズの歴史(その8)

第7章

1955年半ばにメルヴィンとレイのゴインズ兄弟はバンドを去り、第2次ゴインズ・ブラザーズを結成します。代わってギターにウデル・マクピーク、バンジョーにビリー・エドワーズが加入してきます。また、ポール・ウィリアムズが軍隊から退役し、再びバンドに参加しましたが、すぐにマンドリン奏者としてジミー・マーチンのバンドへと移っていきました。

1950年代後半になると、バンドはエズラ、エレキ・ギターのチャーリー・クライン、ヴォーカルにはチャーリーの妻リー・ウォーレン・クライン(エレキ・ベース)、そしてカーリー・レイ・クラインで構成され、モダンなサウンドに変貌します。

この頃のバンドは、ウェスト・ヴァージニア州ハンティントンにて毎週WSAZ局でテレビ番組と、同時にパイクビルのラジオ局で演奏をしていました。

532 ロンサム・パイン・フィドラーズの歴史(その8)_a0038167_08511401.jpg1961年にチャーリーとリー夫妻はバンドを去り、代わって再びメルヴィンとレイのゴインズ兄弟が加わり、バンドは以前のブルーグラスへと戻ります。そしてスターデイ社にて4枚のアルバムをリリースしました。そのうちの1枚は当時スターデイ社の専属歌手であったハイロ・ブラウンとの共演アルバムです。

1961年5月24日、ナシュヴィルにあるスターデイのサウンド・スタジオにて新生フィドラーズのレコーディングが行われました。

Windy Mountain (Curley Cline)

I’m All Alone (Curley Cline)

Two Kings Of Blues (Melvin Goins - Ray Goins)

Kentuckey Hill Special (Curley Cline)

He Showed Me The Way (Curley Cline)

He Won’t Accept Excuses (Curley Cline)

Lost In This World (Buzz Busby – Davis)

Eatin’ Out Your Hand (Hope Harlow – Bill Harrell)

Pretty Little Indian (Curley Cline)

Lonesome Pine Ramble (Curley Cline)

Lonesome Pine (Curley Cline - Paxton)

Two Timin’ Baby (Curley Cline)

What can I Tell My Heart (Curley Cline)

Why Do You Treat Me The Way You Do (Curley Cline)

このセッションからアルバム『14曲の山の歌』(14 Mountain Songs Featuring 5-String Banjo)が編集されリリースされます。

https://www.youtube.com/watch?v=ZxvXo7SuKJg&t=5s/


# by scoop8739 | 2020-06-03 08:51 | バンドの歴史