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415 「and」(アンド)の曲(その14)

岩塩と釘(Rock Salt and Nails)

a0038167_08360566.jpgアメリカの労働運動家でフォーク歌手だったユタ・フィリップス(Bruce Duncan Phillips)によって書かれたこの曲は、1961年にフォーク歌手のロザリー・ソレルズ(Rosalie Sorrels)によってアルバム『ロザリーの歌袋』(Rosalie's Songbag)に収録され初めて公開されました。

https://www.youtube.com/watch?v=QpseeKQh83c/

a0038167_08362570.jpg続いて1965年3月にレスター・フラットとアール・スクラッグスがシングル盤で、さらに同年6月にはアルバム『かき鳴らし歌う、多彩なフラット&スクラッグス』(Pickin' Strummin' and Singin' ~ The Versatile Flatt and Scruggs)に収録します。

https://www.youtube.com/watch?v=pKdZe37kMHQ/

a0038167_08364234.jpg1969年にはカントリー・ロックのバンド「ストーン・カントリー」のリード・ヴォーカルだったスティーヴ・ヤングがこの曲をタイトルとしたソロ・アルバムをリリースします。そのアルバムにはサポート・ミュージシャンとしてグラム・パーソンズ、ジーン・クラーク、ジェームス・バートンが名を連ねていました。

https://www.youtube.com/watch?v=968naSqNH98/

a0038167_08370199.jpgその後この曲は、ジョーン・バエズやウェイロン・ジェイニングスにも歌われ、1972年にアール・スクラッグスがアルバム『灯りが見えた』(I Saw The Light)に収録しました。ここでのヴォーカルはトレーシー・ネルソンとリンダ・ロンシュタットによってフォーク・カントリー仕立てで歌われています。

https://www.youtube.com/watch?v=7a6VsxgjfTU/

a0038167_08371983.jpg1973年にリリースのギターとヴォーカルのジム・マッコール(Jim McCall)とバンジョー奏者ヴァーノン・マッキンタイア(Vernon McIntyre)が組んだバンド「アパラチアン・グラス」(The Appalachian Grass)の2枚目のアルバムのA面1曲目にもこの曲が収録されています。

https://www.youtube.com/watch?v=MTe2BgmbVIM&t=742s/

a0038167_08374069.jpg1975年になってJ.D.クロウとニュー・サウスがラウンダー社からのデビュー・アルバム『ザ・ニュー・サウス』に収録しました。ここでのトニー・ライスのヴォーカルは前記アール・スクラッグスのアルバムを基にスロー・バラード調で歌われています。

https://www.youtube.com/watch?v=_afKAcA5Hmg/

a0038167_08380462.jpgノース・カロライナ出身の4人組の若者からなる「ケイン・ミル・ロード」(Cane Mill Road)が2018年にリリースしたアルバム『すき間』(Gap To Gap)にもこの曲が収録されています。前述のトニーに比べるとまだまだ歌い込みが足りないようにも思えます。

https://www.youtube.com/watch?v=rOYL2RWF7nc/

このバンドのメンバーは、ヴォーカル、フィドル、マンドリンが16歳のリアム・パーセル(Liam Purcell)、バンジョーは19歳のトレイ・ウェリントン(Tray Wellington)、ヴォーカルとギターには21歳のケイシー・ルイス(Casey Lewis)、そしてベースが20歳のハドソン・ボスワース(Hudson Bosworth)というフレッシュな若者たちです。容姿といい演奏スタイルといい、デビュー当時のニューグラス・リヴァイヴァルを彷彿とさせます。


# by scoop8739 | 2019-08-19 08:41 | 「and」の曲 | Comments(0)