334 ブルーグラスの中のディラン(その6)

ブルーグラスの中のディラン・ソング(1)

a0038167_09332193.jpgJ.D.クロウ&ニュー・サウスが来日した折にレコーディングされた1976年発表のアルバム『ホリデイ・イン・ジャパン』のA面6曲目に収録されているのが、ディランがナシュヴィルで録音したカントリー・ロック・アルバムからの1曲で、以来ブルーグラスの中ではよく知られたインスト曲「ナシュヴィル・スカイライン・ラグ」でした。この曲はアール・スクラッグス・レビューのレパートリーとなってポピュラーなものとなっています。

a0038167_09333172.jpgまたニュー・サウスのメンバーだったトニー・ライスといえば、ゴードン・ライトフットの曲ばかり演っていると思われがちですが、意外やディラン・ソングも歌っています。彼が1983年に発表したアルバム『教会通りのブルース』(Church Street Blues)のA面4曲目に収録されているのがディラン作の「もう一夜」(One More Night)です。

a0038167_09334003.jpg続く翌1984年発表のアルバム『肩が冷たい』(Cold On The Shoulder)のA面4曲目には、かつてヒルメンも演奏していた「あなたをうまく運ぶ」(Faretheewell)が収録されています。

a0038167_09335247.jpgまだまだ続きます。1986年に発表したアルバム『私とギター』(Me And My Guitar)のB面5曲目に「あなたのような恋人」(Sweetheart Like You)を収録していますし、1993年に発表のアルバム『演奏し歌っているブルーグラス』(Plays And Sings Bluegrass)では11曲目に「北国から来た少女」(Girl From North Country)を収録しています。

a0038167_09345691.jpg「北国から来た少女」が出たついでと言っちゃあ何ですが、サム・ブッシュが2000年に発表したライヴ・アルバム『アイス・キャップ/テルライドの峰』( Ice Caps : Peaks Of Telluride)の2曲目にこのディラン・ソングが収録されています。サムはいつものようにブルーグラスというよりかはロック風のヴォーカルでグイグイと迫ってきます。ジェリー・ダグラスがドブロで好サポートしています。この曲はYoutubeで、2014年IBMA 2014年大会の演奏を見ることができます。
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# by scoop8739 | 2018-11-19 09:45 | ディラン・ソングス