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01 誰も作らないので

みなさん、はじめまして

こんなホームページ、あるようでなかったと思います。
まず、ブルーグラス音楽というものに興味を持っても、入門書がありません。
「いや、そんなことはない。大きな本屋さんにでも行ったらきっとあるさ」
とんでもありません。どこを探してもそんな本はありません。

ブルーグラスの本としてはニール・V・ローゼンバーグさんの「ブルーグラス 〜一つのアメリカ大衆音楽史〜」(BLUEGRASS a HISTORY)が有名です。これは西垣内夫妻によって日本語訳されていますが、とてもよくできた専門書です。また、ロバート・キャントウェルさんの「風の歌ブルーグラス」という本も和訳されていますが、どうも読んでいてさっぱり理解できない部分が多い本です。どちらの本も入門者を追い返すような難解な内容となっております。
その昔、三井徹さんの「ブルーグラス音楽」という本がありました。これは割とやさしく書かれてあったように思われるのですが、入門者にはまだまだ敷居の高い内容でした。

他のジャンルでは、超ジャズ入門とか、超ビートルズ入門(どちらも中山康樹さんの本ですが)など、入門者をやさしく迎え入れる内容の本が数多く出版されていて、ぼくなんぞ、とてもうらやましく感じていました。

「いえいえ、そうは言ってもネットの世界にはきっとあるさ」と、ぼくもいろいろと探してみました。ところがどうして、なかなかないのが現状です。
ご存知のように、ブルーグラスはリスナー人口よりプレイヤー人口の方が多い(と思われる)音楽ジャンルです。そこが他の音楽ジャンルと大きく異なる点なのではないかと思うのですが、提供する側にはそんな意識がなくても、ついプレイヤーによるプレイヤーのためのHPになってしまう場合が多いようです。

せっかくブルーグラス音楽に巡り合って、もっと多くの知識を得たいと思っていても、そこに立ちはだかる高い壁に阻まれて、なかなか中へは入れません。ついには他のジャンルに行ってしまうリスナーもいたのかもしれません。

そこで、ぼくがそうであったように、ブルーグラス初心者、入門者のためのガイドとなるようなものを目指して、このホームページを作ってみました。どうぞみなさんなりのご意見、希望をお寄せください。


※上の文は2004年7月当時に書いた物です。
 これをお読みになられて疑問を持たれた方もおられるのではないかと思われますが、当時はまだブログというものも始まったばかり、ましてやスマートフォンなんかも存在しない時代でした。
 また、あらゆるホームページを探してはみたものの、ブルーグラスについて書かれてある記事などない時代でした。そこでこういうブログを作ったら何かのお役に、また誰かのお役に立てられるのではないかと思い、書き始めた次第です。
 2019年現在、スマートフォンはもはや持っていない方も少ないほど普及し、ブルーグラス関連のブログも沢山書かれるようになりました。今ではこのようなブログどころか、もっと専門的知識で書かれてあるものも多くあり、再度読み返してみると冷や汗すら出てまいります。
 しかし若さの勢いで書いた文章には、どこか微笑ましいものがあり、消さずに残しておいてもいいのではないかと思っております。どうか、みなさま方にはご理解の上、お付き合い下されば幸いです。
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by scoop8739 | 2004-07-19 23:47 | 序文 | Comments(20)
Commented by swing51 at 2004-07-20 19:27 x
リスナーのためのブルーグラスサイトとは、プレイヤーには思いつかない発想…良いですね。応援します。
Commented by scoop8739 at 2004-07-20 21:15
swing51さん、いらっしゃい!
リスナーによる、リスナーのためのブルーグラス・ガイドに徹して頑張ってみます。応援してください。
Commented by fctokyo1999 at 2004-07-20 21:30
はじめまして,ニューグラスでなくてブルーグラスに反応しました.
今手元に20年ほど前に買った,
ブルーグラス,ボブ・アーティス著,東理夫訳,晶文社.
ブルーグラス音楽,三井徹著,ブロンズ社
なんてのがありますが,おそらく絶版ですね.
ビルモンロー,レスター・フラット,アール・スクラッグスのレコードあるはずなんで探してみよう.
応援しますね〜頑張って下さい.
Commented by scoop8739 at 2004-07-20 21:40
fctokyo1999さん、いらっしゃい!
ぼくも今年始めに倉庫からLPを取り出して、ふたたび聴き始めました。聴けば聴くほど味わいがあります。とうとう30年ぶりに「Knee Deep In Bluegrass」してしまいました。
Commented by 123 at 2004-07-21 13:23 x
やっとメールが打てました。HP開設おめでとうございます。ブルーグラスとカントリーの違いがわかりかけても区別できない私です。
Commented at 2004-10-26 08:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 徳さん at 2005-07-30 12:20 x
Yahooから入ってきました。
「ブルーグラス」って 初めて聞く私は、このページの対象外
なのかもしれませんが、
もし、私のようなものも対象にされているようでしたら…
「ブルーグラスとは」というページも用意していただけると
もっとよろしいかと。

でわでわ
Commented by scoop8739 at 2005-07-30 12:53
徳さん、いらっしゃい!
最近(って昨日あたりから)、急にアクセス件数がうなぎ上りなんですが、どこかでこのブログが紹介されたのでしょうか?

さて、ご質問の件ですが、このページの次に「ブルーグラス音楽って何?」というものを載せています。それを読んでも理解できなければ、少し簡単に書きますので、参考にしてください。

徳さんは、バンジョーっていう楽器はご存知でしょうか?
このバンジョーが主になって演奏される(アメリカの)カントリー系音楽が「ブルーグラス」です。しかしそれを知らない人のほとんどが「カウボーイ・ソング」と思っています。決して「カウボーイ・ソング」ではありません。むしろ日本で言うところの「民謡系演歌」に近い存在ですね。

ただ、ブルーグラスは歌うだけではなく、同時に楽器の演奏も必要となりますので、かなり難しい音楽です。歌が上手いというだけでは務まりません。楽器演奏もやたらと早く弾く曲が多くて、かなりのテクニックを要します。まぁ、私にように聴くだけという分には、それはそれで楽しい音楽です。
Commented by 徳さん at 2005-08-01 12:49 x
ありがとうございます。
バンジョー」がキーワードなんですね。
ページを見ていると、知っている曲が混じっていますが、それを「ブルーグラス」としては認識していませんでした。
同じ曲でもそのルーツや、演奏のされ方で変わってくるんですね。

ちなみにこのページは、 MyYahooのトップページにある「新着ピックアップ」というところにリンクがあります。
Commented by よねすけ at 2005-08-07 01:53 x
こんばんは、よねすけと言います

なにげに Seldom Scene でググッたら、目に付いたので
見せて頂いていたら、もう、止まんない (=^0^=)

いやはや、よくこれだけの知識とそれをまとめる時間(いや根性ですかね)... と驚きながら、あっという間に時間が経ってしまっていました (^_^;)

なにせ、記事を読ませて貰いながら、「あ、これこれ...」 とばかりに、アルバムを引っ張り出してきては 「にたにた」 してますから、ほんと、時間があっという間

ともあれ、「よくぞ作って下さいました」
時折寄せて貰いますので、よろしゅうに...
Commented by scoop8739 at 2005-08-07 08:32
よねすけさん、いらっしゃい!

“Seldom Scene でググッたら”ってところがいいですねぇ。
さらに、“アルバムを引っ張り出してきては 「にたにた」 してますから”で、私の狙い通りの展開となりました。
読者のみなさんが、倉庫に眠っているLPを取り出してきて、もう一度聴いてみるということを念頭において、コツコツと書いてまいりました。それに応えてくださった姿を想像するだけでもうれしくなります。どうぞこれからもこのBLOGを応援してください。
Commented by よねすけ at 2005-08-07 09:26 x
おはようございます、それから、早速のお返事有り難うございます

"倉庫に眠っているLPを取り出してきて、もう一度聴いてみる" については、結構厳しいです LPそのものは、直ぐ側に並んでるんですけど、如何せん ターンテーブルの置き場がない (押入にしまいっぱなし)

4年前からブロードバンドの恩恵に与っていますが、そのうちに インターネットラジオの存在を知り、さらに、Country や Blue Grass を日がな一日流している局があることを知りました
よって、それ以来、バックグラウンド に愛用しています

そういえば、さすがに 「カントリーガゼット」 は流れてこないな...
高校生の頃に、最初に買った Blue Grass アルバムが、「パーティの裏切り者」の次作、CSN とはまるで違った Teach Your Children に感動し、ギターソロに驚愕したものです

んじゃ、
Commented by scoop8739 at 2005-08-07 12:09
よねすけさん
“最初に買った Blue Grass アルバムが、「パーティの裏切り者」”とは、なかなかいい選択でしたね。どのアルバムからブルーグラスを好きになるかでは、まったく方向性が違ってきます。
ちなみにその方向だと、西海岸ロック方面に進んだのでしょうか?
Commented by よねすけ at 2005-08-07 17:53 x
「裏切り者」 の 次 、の後ですか?

あはは、 買って聞く方は両刀使い・・・

Blue Grass の流れは、一旦、Country Gentlemen へ行って、そこから Seldom Scene、New Grass Revival へ、ガゼット(RW加入後、さらにカーネルズも) も聞いてました

フラット&スクラグスはLPを買ったことがないし、ビルは初期の2枚だけ
取りあえず創始者とその流れだからだから聞いておかなきゃ ってことで...
結局、好きになれなかったな、Chorus がつまんないし
# 一方で、デルマカーリやレッドアレン、J & J は何枚か揃ってる

もう一つの方は、少し遅れてから、NGDB、Rinda、Eagles、Karla、the Band(西とは言い難いですけど) なんかに広がってきましたっけ
そういえば、なにげに買った、Levon Helm と Johnny Cash の Legend of Jesse James は拾いもんでした そこで Emmylou に惚れちゃったようなもん

んじゃ
Commented by scoop8739 at 2005-08-07 19:59
私の場合も同じでした。
片方では、どんどんと歴史を遡ってビル・モンロウの前まで行きましたし、また一方ではどんどんとニューグラスへと進んだのです。
SELDOM SCENE、REVIVAL、GAZETTEはすべて買いましたね。もちろんその周辺も完全制覇(?)しています。しかし、80年代になってからはあまりブルーグラスを聴いていません。興味が他のジャンルに行ってしまいました。昨年あたりから再び聴き直しているのですが、他のジャンルで培った聴き方でブルーグラスを(少し覚めて)聴けるようになりました。本当に音楽っていいものですよね?
Commented by sky_dog at 2005-08-29 00:13 x
クラレンス・ホワイト検索でたどり着きました。すばらしい!
10年振りにビルモンロのレコードをひっぱり出し聞いてしまいました。
学生の頃、サザンロックバンドやってて、色んなギターを聞いてました。
ロック、ブルース、ジャズ、そしてブルーグラス。
ブルーグラスの入り口は、ニッティグリティからでした。
実は家には弦が数本しか残ってないバンジョーとFマンドリンがあります。
ナターシャーセブンの教則レコードでバンジョーを練習したのが懐かしい~。がんばって、ずっと続けてください。
時々見に来ては、紹介された曲を
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/browse/-/5174/ref=two_tab_m/104-4411523-3994358
で検索して、視聴してますので。(↑ 視聴にはお勧め)
Commented by Dr.SCOOP at 2005-08-29 11:02 x
sky_dogさん、いらっしゃい!
ブルーグラスにたどり着くのに、いろんな方法があります。
ニッティ・グリッティからでしたか?
40代後半から50代前半の方はナターシャーが多いようですね。
いずれにせよ、ブルーグラスを楽しむのにアプローチは何でもかまわないと思います。また、ブルーグラスからいろんなジャンルに興味を持つのもいいことだと思います。たくさんの音楽を聴いて、またブルーグラスに戻ってきた時、どういう訳だかいい感じで聴けるんですね(これは私の場合ですが…)。
Commented by よねすけ at 2005-08-31 20:43 x
あ、思い出した....

カントリーガゼットを紹介してくれたのは、高石友也さんだった
京都放送で、番組持ってて、「こんなのお勧めよ~ん」

失礼しました
Commented by SCOOP at 2005-08-31 22:12 x
ガゼットは現れるべくして現れたバンドですが、消えるのも早かったバンドです。
「いえいえ、結構永くやっていたんじゃないの?」とおっしゃられる方も多いと思いますが、ケニー・ワーツがいなくなり、バイロン・バーラインが去った時点でガゼットは終わっていました。
あの素晴らしいウェスト・コースト特有のハーモニーの聴かれないガゼットはどんなに永くやっていても、それはガゼットではありません。
ウエスト・コースト・ロックが終焉を迎えた今、新たなガゼットを求めても、きっともうあのようなバンドは現れないでしょう。あっという間に閃光を輝かせ、そして消えていった、まるで彗星のようなバンドでしたね。
Commented by 厚木のそめやぎ at 2007-05-31 22:55 x
Country Gentlemen のこと大変興味深く読ませていただきました。
最近更新されていませんがお元気でしょうか。
続きを期待していますので、がんばってください。
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