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391 愛しの泡沫アルバム(その52)

ダグ・グリーン

通称「レンジャー・ダグ」と呼ばれているダグラス・グリーンは、1977年に結成された「ライダー・イン・ザ・スカイ」(Riders in the Sky)の創設メンバーとして有名です。

彼は1946年の生まれ、高校生の時にブルーグラスに出会います。1968年にミシガン大学に通っている間は映画やテレビ番組で出会った「歌うカウボーイ」に魅了され続け、そこを卒業した後はテネシー州ナシュヴィルにあるヴァンダービルト大学で「歌うカウボーイ」を研究し文学修士号を取得したほどでした。

彼は学生時代の1967年と69年の一時期、ビル・モンローのバンドでベースを弾くなど演奏活動を手伝っています。また同時期にジミー・マーチンのバンドでも活動していました。

a0038167_08553679.jpgそんな彼が1972年にバンジョー奏者のヴィック・ジョーダンやバック・ホワイト・ファミリーのサポートを得て2枚のアルバムをリリースしています。まず1枚目がステート・フェア社からリリースされた『神 の目に』(In God's Eyes)という全19曲のセイクレッド集でした。

https://www.youtube.com/watch?v=v_DASk959a4/

a0038167_08554751.jpg続いて名門オールド・ホームステッド社から『ライザ・ジェーンとサリー・アン』(Liza Jane & Sally Anne)というアルバムをリリースしています。タイトルはブルーグラスでは有名な曲名ですが、彼の2人の娘の名前なのだそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=cTDb5t3VqqM&t=7s/

両アルバムともメンバーはダグのギターとリード・ヴォーカルに、ヴィック・ジョーダン(Vic Jordan)のバンジョー、バック・ホワイト(Buck White)のマンドリンとヴォーカル、バックの娘シャロン(Sharon White)のギターとヴォーカル、シェリル(Cheryl White)のベースとヴォーカルとなっています。

それぞれの音源はYoutubeにて佐生武彦さんがアップして下さってる「Take’s Bluegrass Album Channel」で聴くことが出来ます。

余談ですが、ダグは2002年にヴァンダービルト大学出版「サドルの中の歌」という著書を出版しています。この本は1930年代に流行った「歌うカウボーイ」のことを書いていて、彼は第2次世界大戦以前の西部劇全盛期から今日までの、映画や音楽、さらに演奏者へのインタビューを含め、30年に亘って研究してきたのだそうです。


by scoop8739 | 2019-06-13 08:57 | 泡沫アルバム探訪 | Comments(0)
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