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361 愛しの泡沫アルバム(その25)

ジミー・グッドローのアルバム・デビュー

1946年、ロードアイランド州ウェークフィールドに生まれたジミー・グッドロー(Jimmy Gaudreau)は1960年代にフォーク・ミュージックの洗礼を受け、キングストン・トリオやピーター・ポール&マリーなどの音楽を聴いて成長します。その後アール・スクラッグスのバンジョーを初めて聴いた時にブルーグラスの魅力に取り憑かれ、いくつかのジャム・セッションを経てマンドリン奏者としての人生を歩むこととなりました。

a0038167_12085775.jpgそんな彼のカントリー・ジェントルメンに加入する前を知るには都合のいいアルバムがあります。それは1965年にリリースされたフレッド・パイク、ビル・ロウリングスとツイン・リヴァー・ボーイズ(Fred Pike, Bill Rawlings & The Twin River Boys)の『本格的なブルーグラス、フォーク・ミュージック』(Authentic Bluegrass Folk Music)というアルバムです。

このアルバムの主役フレッド・パイクはコネチカット州出身の非常に優秀なバンジョーとギターの奏者で、1947年に彼の兄アールと共にパイク・ブラザーズ(Pike Brothers & The Pine Hill Ranchers)というバンドを組み10年ほど演奏を続けました。

その後フレッドはビル・ロウリングスと共にツイン・リヴァー・ボーイズを結成します。そこにマンドリン奏者として若きジミーが採用されたのです。

アルバム・メンバーはバンジョーにフレッド、ギターにビル、マンドリンにジミーの他、フィドルにロッキー・チェイス(Rocky Chase)、ベースにマーク・キッチン(Mark Kitchin)という5人編成です。

曲目はブルーグラスのスタンダード曲が全12曲、若きジミーの見事な演奏と歌声を聴くことが出来ます。

そうこうしている時、レベル社の取扱店をしていたアール・パイクはカントリー・ジェントルメンからジョン・ダフィーが脱退することを知ります。そこでアールはジミーにジェントルメンのオーディションを受けるように勧めます。このオーディションに見事に合格したジミーのその後は今や語るまでもありません。

余談になりますが、ジミーは1973年にキース・ウィトリー(Keith Whitley、ギター)、カール・ジャクソン(Carl Jackson、バンジョー)らと共にカントリー・ストアというバンドを結成しています。このバンドにベース奏者として参加したのがビル・ロウリングスでした。

音源はYoutubeにて佐生武彦さんがアップして下さってる「Take’s Bluegrass Album Channel」で聴くことが出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=iuitvtKclik/


by scoop8739 | 2019-03-07 12:11 | 泡沫アルバム探訪 | Comments(0)
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