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356 愛しの泡沫アルバム(その20)

ケンタッキー・マウンテン・ボーイズ

エド・サモンズ(Ed Samons)なる人物がどういう経歴を持つミュージシャンなのかは判りかねますが、どうもケンタッキー州ウェイランド出身の歌手でマンドリン奏者のようです。

彼がギターのジャック(Jack Wiley)、バンジョーのダニー(Danny Wiley)のワイリー兄弟と、フィドルのエルドン・アレン(Eldon Allen )、ベースのレッド・ハートレー(Red Hartley)を率いて結成したのが「ケンタッキー・マウンテン・ボーイズ」なるバンドでした。

a0038167_09135892.jpgバンドは1967年に『信仰の歌』(Song Of Faith)というアルバムでデビューします。エドはこのアルバムを初めに3枚のアルバムを残しますが、そのすべてがゴスペル・アルバムでした。

https://www.youtube.com/watch?v=Dwji17XlLvE

つまり、エド・サモンズはゴスペルを専門に歌うミュージシャンだということが判ります。どうもこの当時、急速にゴスペル・シンガーとして有名になったようなのですが、人気もそこまでで後世に名を成すミュージシャンにはなれなかったようです。

ちなみにジャックとダニーの兄弟は最初のアルバムの後にバンドを離れ、長年に亘りワイリー・ファミリーの一員としてブルーグラスとカントリー・ミュージックを演奏していました。

a0038167_09245933.jpgところでこの2年後の1969年に、J.D.クロウが結成したバンド名が同じく「ケンタッキー・マウンテン・ボーイズ」でした。J.D.のバンジョーとヴォーカル、レッド・アレンのギターとヴォーカル、ドイル・ローソンのマンドリンとヴォーカル、そしてボビー・スローンのベースとヴォーカルという4人編成で、日本盤は4年後の1973年に発売されました。

a0038167_09252569.jpg

またさらに1974年に「スコッツヴィル・スクワイアー・バーカーズ」(The Scottsville Squirrel Barkers)がアリオラ・レーベルから「ケンタッキー・マウンテン・ボーイズ」名義で『ブルーグラスの有名曲』(Blue Grass Favorites)というアルバムを再リリースしています。

しかし、その両方とも前述のバンドとは何の関連も関係もありません。ややこしいったらありゃしない⁉︎


by scoop8739 | 2019-02-18 09:50 | 泡沫アルバム探訪 | Comments(0)
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