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346 愛しの泡沫アルバム(その10)

テネシー・リヴァー・ボーイズ

1960年代初頭の起こったフォーク・リヴァイヴァル旋風に便乗して、レコード各社はアメリカ東南部山岳地方で活動するローカル・ミュージシャンを発掘しレコーディングを始めました。

メジャー・レーベルの一つ、マーキュリー社もご多分に漏れず、当たれば儲け、当たらずともそこそこ売れれば損はしないという考えがあったかどうだか、まさに数打てば何とかなるという算盤勘定でアルバムをリリースしています。

今回取り上げた「テネシー・リヴァー・ボーイズ」(The Tennessee River Boys)もそんなグループの一つでした。

メンバーはギターとヴォーカルにポール・ボスウェル(Paul Boswell)、マンドリンとヴォーカルにロイ・プライヤ(Roy Pryor)というデュオに、もう一方のデュオ、バンジョーにカーティス・マックピーク(Curtis McPeake)とフィドル、ギター、バンジョー、オートハープ、マンドリンを巧みに操るマルチ・プレイヤーのベニー・ウィリアムス(Benny Williams)が合体したものです。彼らはいずれもビル・モンローの伝説的なバンド・メンバーとして活躍していました。

a0038167_16291974.jpg1963年にリリースされた『古くてよい山岳音楽』(Good Old Mountain Music)はブルーグラス・ファンにお馴染みのビル・モンローのスタンダード曲を主に収録したアルバムです。

A面1曲目「ブルーグラス音楽は都会を目指す」(Bluegrass Music's Really Going To Town)はフォーク・リヴァイヴァル旋風に乗って都会で荒稼ぎといった本音が見え隠れする曲です。

音源はYoutubeにて佐生武彦さんがアップして下さってる「Take’s Bluegrass Album Channel」で聴くことが出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=PIF561QEbfk&t=144s
by scoop8739 | 2019-01-15 16:30 | 泡沫アルバム探訪 | Comments(0)
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