261 至高のサウンド(その15)

さらに快演は続き、第3幕の開演です。

a0038167_12460177.jpg1973年の初め、セルダム・シーンはアメリカ合衆国国立公園局とアメリカのネットワークのひとつであるNBCNational Broadcasting Company、全国放送会社)の依頼でアルバムを制作しています。共演したのはボブ・ディランと一緒に演っていたハーモニカ奏者、ボブ・ウィリアムスでした。

アルバムは『乾いた過去』(When The Past Dries Up)と題され、国立公園センターを訪問した人々に販売されます。収録曲は「ロック・レディ」(Lock Ready)、「マディー・ウォーター」(Muddy Water)、「ソルティ・ドッグ・ブルース」(Salty Dog Blues)の3曲でした。

また3月には地元ワシントン大学の構内にあるライズナー大講堂(Lisner Auditorium)にて満場の観客の中でライヴが行われています。

そのセット・リストには、『アクト1』『アクト2』に収録された曲はもとより、次作に収録される予定の曲が数曲ほど含まれていました。

さてファンの期待が高まる中、この7月には3枚目のアルバム制作に取りかかります。

まず7月15日、メイランド州トウソンにある「I.T.I.スタジオ」にてディズニー・ソング「チム・チム・チェリー」をレコーディングし、さらに翌週の7月21日には、ゲスト・プレイヤーにリッキー・スキャッグスを迎えアルバムの残り11曲をレコーディングしています。

それでは曲の解説と参りましょう。

おっとその前に、実は私は国内盤から先に聴いていたので、後で聴いたオリジナル盤の曲順には違和感がありました。参考までに国内盤の曲順を書いておきます。

A

1曲目「ウィリー・ボーイ」

2曲目「過ぎ去りし恋」

3曲目「ライダー」

4曲目「アナザー・ロンサム・デイ」

5曲目「チム・チム・チェリー」

6曲目「ジョージアのバラ」

B

1曲目「ミーン・ママ・ブルース」

2曲目「シング・ミー・バック・ホーム」

3曲目「インディアン万才!」

4曲目「ホワイト・サテン」

5曲目「ヘヴン」

6曲目「マディー・ウォーター」

この曲順でシックリと行くのは、きっと197410月に初めてセルダム・シーンのアルバムを手にして彼らのサウンドを聴いた、私と同じような方ではないでしょうか?

ちなみに国内盤はキング・レコード(Seven Seas SR 834)から「カレッジ・カントリー・シリーズ」の一環として発売されています。

閑話休題。では改めてオリジナル盤の曲順を書きます。

A

1曲目「チム・チム・チェリー」(Chim-Chim-Cher-Ee

2曲目「ジョージアのバラ」(Little Georgia Rose

3曲目「アナザー・ロンサム・デイ」(Another Lonesome Day

4曲目「ウィリー・ボーイ」(Willie Boy

5曲目「過ぎ去りし恋」(Faded Love

6曲目「ライダー」(Rider

B

1曲目「マディー・ウォーター」(Muddy Water

2曲目「ミーン・ママ・ブルース」(Mean Mother Blues

3曲目「シング・ミー・バック・ホーム」(Sing Me Back Home

4曲目「インディアン万才!」(Hail To The Redskins

5曲目「ホワイト・サテン」(Don’t Bother With White Satin

6曲目「ヘヴン」(Heaven

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by scoop8739 | 2018-03-10 12:48 | セルダム・シーン
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