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231 時系列で聴くカントリー・ジェントルメン (66)

レベルへの録音 (23)

さらに1週間の後、つまり1月24日にアルバムのための最後の録音を致します。3曲ほど録音されたのですが、実際にアルバムに使われたのは1曲だけでした。

その1曲が「栄光への脱出のテーマ」(Theme From Exodus)です。エディ・アドコックは映画を観た後、曲を思い出しながらバンジョー・インスト曲にするために採譜したそうです。この曲は名盤「フォーク・セッション・インサイド」の次に発売するはずだった「ナッシュヴィルの監獄」(Nashville Jail)に収録される予定でした。結局発売が見送られることとなり、このタイミングで再度のレコーディングとなりました。

次にレコーディングした曲が「銀色の鐘」(Silver Bell)です。この曲はカントリー・スター、ドク・ウィリアムズによってヒットし大衆化しました。ジェントルメンはワシントンD.C.でラジオ番組のテーマ曲として使われていたのを聞いてレコーディングを思いついたそうです。だがアルバムには収録されませんでした。

3曲目の「愛と冨と」(Love And Wealth)もまたルバムには収録されませんでした。この曲はアメリカ版「金色夜叉」とでも言いますか、愛とお金を秤にかけて、お金の方を選んだ女性のことを未練たらしく歌った曲です。ルーヴィン兄弟が作り歌っていましたが、オズボーン・ブラザーズ盤を始め、後年、デヴィッド・グリスマンの名盤「ヒア・トゥデイ」でもこの曲を聴くことが出来ます。

これらの2曲は、アルバムには収録されませんでした。でも近年、4枚組ボックス・セット「アーリー・レコーディング19621971」で陽の目を見ることができました。

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by scoop8739 | 2017-10-30 17:04 | カントリー・ジェントルメン | Comments(0)
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