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230 時系列で聴くカントリー・ジェントルメン (65)

レベルへの録音 (22)

前回のレコーディングから1週間をおいての1月17日、さらに録音を続けます。この時の録音曲は以下の4曲です。

a0038167_13324276.jpg「多くの道程」(Many A Mile) はエディによると、「フォーク・グラス」と呼ばれるような曲調の歌で、1965年にカナダのシンガー・ソングライター、バフィー・セントメリーによって広く知られるようになりました。作者はネイティヴ・インディアンのフォーク歌手のパトリック・スカイです。「これまで幾マイルもさすらい、あの世にたどり着くまで、さらに幾マイルもさすらい続けて行く」と歌われるこの曲は、チャーリーにとっては、とても歌いづらいものだったようです。

「アメリア・エアハートの物語」(Amelia Earhart’s Last Flight)は、1927チャールズ・リンドバーグの快挙に続いて、初めての大西洋単独横断飛行をした女性の物語です。彼女は1937年(昭和12年)には赤道上世界一周飛行に挑戦しますが、同年7月上旬、南太平洋において行方不明となりました。この曲の作者はスウィフト・カウボーイズのリーダーだったデイブ・マッケナリーで、彼はこの曲を書いたのは、1937年にニューヨーク州で行ったキャンプ・ファイアの周りであったと語っています。1960年代には、グリーンブライア・ボーイズによってブルーグラスにアレンジされ歌われています。この曲はまた、「イエスタデー・アンド・トゥデイ」Vol.1にも収録されています。

「家路につきて」(Lord, I’m Coming Home)は、1892年に賛美歌作曲者ウィリアム・J・カークパトリックによって作られたセイクレッド曲です。ジェントルメンはこのゴスペル・ナンバーを伝統的な4部コーラスで歌っています。レコーディングされはしたものの、この曲はアルバムには収録されず、結局「イエスタデー・アンド・トゥデイ」Vol.2で陽の目を見ることになります。

アルバムのタイトル曲「旅する人」(The Traveler)はジョンが彼の妻に捧げた曲で、独特の作風であるフォーク・ソング調に仕上がっています。当然、背景には当時の「フォーク・ブーム」というものがありました。ブームは彼らにも多くの仕事を与えてくれました。しかしそんなブームを嫌がっていたのがチャーリーでした。彼は生粋のブルーグラッサーであり、伝統的なブルーグラス音楽を愛していたのです。

by scoop8739 | 2017-10-24 09:49 | カントリー・ジェントルメン | Comments(0)
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