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59 サニー・サイド・オブ・ザ・マウンテン

(Sunny Side Of The Mountain)

a0038167_1614162.jpg元はホークショー・ホーキンスが歌いヒットさせたカントリー・ソングですが、ジミー・マーチンがレパートリーに加えてからはすっかり彼のオリジナルのようになりました。この曲での彼のボーカルと、それを支えるサイドメンも完璧で、完全なブルーグラス・アレンジがなされています。最初に録音した時のバンジョー奏者はマイク・ミラー、テナー・ボーカルとマンドリンはヴァーノン・デリックあたりでしょう。なお、ジミーはこの曲で1965年にASCAP賞を受賞しています。
Jimmy Martin / Greatest Hits (King)

ビル・モンロウ主催のブルーグラス・フェスティバル「ビーン・ブロッサム」にも収録されているジミーのパフォーマンスは、ブルーグラスの野外ライブらしく、拍手、口笛もそのままに拾ってあり、当時の興奮がそのまま伝わります。
Bill Monroe / Bean Blossom (MCA)

ウィルマ・リー&ストーニー・クーパーはジミーに先駆けてこの曲を録音しています。
Wilma Lee & Stoney Cooper With Their Clinch Mountain Clan / Can't You Hear Me Callin' Bluegrass: 80 years of American Music (Sony)

あれっ!彼らも演っていたの?と思ってしまったのが、スタンレー・ブラザーズのスターディー時代の録音です。
The Stanley Brothers / 16 Greatest Hits (Hollywood)

ジミーと旧知の間柄であるオズボーン・ブラザーズも1978年に録音しています。
The Osborne Brothers / Bluegrass Collection (CMH)

ローランドとクラレンスのホワイト兄弟のコーラスが堪能できる、1965年のライヴ録音ヴァージョンです。クラレンスのタイミングを外したリズム・ギターが聴きものです。
The Kentucky Colonels / Livin' In The Past (Sierra)

こちらは後年のローランド・ホワイトが渋いボーカルを聴かせてくれるカントリー・ガゼットのヴァージョンです。アラン・マンデのバンジョーはいつ聴いても心地よいですね。
Country Gazette / Out To Lunch (CD化されていません)

最後に、映画「オー・ブラザー!」で主演ジョージ・クルーニーの声を吹き替えて歌ったダン・ティミニスキ(アリソン・クラウスとユニオン・ステーションのギター)のソロ・アルバムでも、この曲が聴かれます。
Dan Tyminski / Carry Me Across the Mountain (Rounder)

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by scoop8739 | 2005-03-16 21:57 | 不朽の名曲 | Comments(1)
Commented by scoop8739 at 2005-05-16 09:56
5月14日、ジミー・マーチンは77歳の天寿を全うし、神に召されて旅立ちました。ブルーグラスの世界にあって強烈な個性とパフォーマンスで聴衆を惹きつけたその姿を二度と見ることは出来ませんが、私たちの心に印象深く刻まれた彼の音楽は、時代を経てもきっと変わらないことでしょう。合掌。
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