239 カントリー・ガゼットの音楽歴 (その2)

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1972年5月、カントリー・ガゼットはカリフォルニア州サンタモニカのマッケイブス・ギターショップにてリンダ・ロンシュタットとのショーを行っています。以前からリンダとの音楽活動の話がたくさんありましたが、なかなか一緒に演奏するチャンスがありませんでした。

このライヴではリンダがすべての曲を歌っています。メンバーはリンダ、バイロン、ロジャー、アラン、スキップ・コノーヴァー(ドブロ)、ボブ・キメル(リンダのバック・バンド「ストーン・ポニーズ」の元メンバー。コーラス)でした。この時の模様はYoutubeにアップされています。

またバイロン・バーラインとアラン・マンデは、197344日、ボブ・バクスター(Bob Baxter)の「ギター・ワークショップ」というTVショーでクラレンス・ホワイトと共演しています。演奏曲は「野生の花(Wildwood Flower)」「モッキング・バード(Listen To The Mocking Bird)」「クラウディド・ソング(The Crowded Song)」「私は巡礼者(I Am A Pilgrim)」「兵士の愉しみ(Soldier’s Joy)」「サリー・グッディン(Sally Gooin)」でした。この番組のビデオは1998年にシエラ・レコード(Sierra Records)から「Together Again For The Last Time」というタイトルでリリースされました(後に「Clarence WhiteGuitar Workshop」としてDVDにて再発行されています)。

19734月頃にバイロンの家でガゼットの自作のためのセッションが行われました。参加したのはバイロン、ロジャー、ハーブ・ペダーセン、ローランドとクラレンスのホワイト兄弟で、いろいろな曲がテープに録音されました。

1973628日、29日の両日にクラレンス・ホワイトが最初のソロ・アルバムを録音し始めます。クラレンスの兄のローランドは、ガゼットのメンバーであるバイロン・バーラインとロジャー・ブッシュと、初期のガゼット・メンバーであったハーブ・ペダーセンにサポートを依頼します。さらに追加のミュージシャンとしてリランド・スクラー(Leland Sklar)、エド・グリーン(Ed Green)、ライ・クーダー(Ry Cooder)を呼んでいます。この時レコーディングされたのは「Never Ending Love」、「Last Thing On My Mind」、「Alabama Jubilee」と「Why You Been Gone So Long」でした。制作はジム・ディクソンに依頼しています。

それから16日後の715日、クラレンスはカルフォルニア州パームデールでの仕事を終え、機材を詰め込んでいる時に、泥酔した運転手の車に撥ねられて29歳の若さで亡くなっています。

ガゼットの面々は19739月、10月に亘るヨーロッパ各地とイギリスのツアーの後に、彼らの2枚目のスタジオ・アルバム「日々の仕事はやめないで(Give Up Your Day Job)」をレコーディングします。制作は前作と同じくジム・ディクソンです。ゲストにはハーブ・ペダーセン、レランド・スクラー(Leland Sklar)、アル・パーキンス(Al Perkins)が参加しています。

a0038167_10351594.jpgこのアルバムで彼らは様々な音楽ジャンルの曲をレコーディングしています。スティーヴン・スティルズの「フォールン・イーグル(The Fallen Eagle)」、グラハム・ナッシュの「ティーチ・ユア・チルドレン(Teach Your Children)」、レスター・フラットとアール・スクラッグスの「ダウン・ザ・ロード(Down The Road)」、エルトン・ジョンの「ホンキー・キャット(Honky Cat)」、ドン・マクリーンの「ウィンターウッド(Winterwood)」、そしてハーブ・ペダーセンの作品などでした。

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# by scoop8739 | 2017-12-07 09:23 | カントリー・ガゼット