240 カントリー・ガゼットの音楽歴 (その3)

このアルバムのリリース後、バンドは1973年後半にアルバム「ブルーグラス・スペシャル」をリリースしたヨーロッパのアリオラ(Ariola)と契約してレーベルを切り替えます。なぜならガゼットの人気はアメリカよりもヨーロッパの方が高かったからでした。

同じ頃、ケニー・ワーツがバンドを離れ、代わってバンドはトニー・ライスを雇う計画があったのでしたが、結局ローランド・ホワイトに白羽の矢が刺さります。

a0038167_10392960.jpgまた彼らは1973年の終わりからツアーで忙しく新しくレコーディングする時間が取れませんでしたので、リンダ・ロンシュタットとライヴを行った同じ場所、マッケイブス・ギターショップ(McCabe's Guitar Shop)で録音されたアルバム「Live」を197411月にリリースします。制作は前作と同じくジム・ディクソンで、トランスアトランティック(Transatlantic)レーベルからのリリースでした。ドブロでのゲスト・プレイヤーはスキップ・コノーヴァーです。

1975年になってバイロン・バーラインがバンドを離れサンダンスを結成します。バーラインが去った後、すぐにケニー・ワーツがフィドラーのデイヴ・ファーガソン(Dave Ferguson)と共にバンドに戻ってきました。

a0038167_10400472.jpgアラン・マンデは1975年の夏、自身のアルバム用にレコーディングしています。このアルバムは新たにスタートしたリッジ・ランナー(Ridge Runner)というレーベルから、「バンジョー・サンドイッチ(Banjo Sandwich)」というタイトルでリリースされました。このアルバムのミュージシャンはガゼットのメンバー、ローランド・ホワイト、デイヴ・ファーガソン、ロジャー・ブッシュと、ゲストにドク・ハミルトン(Doc Hamilton、ギター)が加わっています。このアルバムには、スニーキー・ピート(Sneaky Pete Kleinow。オリジナルのフライング・ブリトゥ・ブラザーズのメンバー)の「ビート・ザ・ハート(Beat The Heat)“という曲が収録されています。

1976年に彼らはジム・ディクソンの制作でフライング・フィッシュ(Flying Fish)・レーベルから、アル・パーキンス(Al Perkins)をペダル・スチールに迎え、3枚目のスタジオ・アルバム「昼食で外出中(Out To Lunch)」(通算4枚目)をレコーディングします(ファーガソンはゲスト・プレイヤーとして参加)。このアルバムはヨーロッパでは「Sunny Side Of The Mountain」というタイトルでリリースされています。

a0038167_10403628.jpgアルバムに収録されたのは、グラム・パーソンズの「スティル・フィーリング・ブルー(Still Feeling Blue)」、ウェイロン・ジェニングス(Waylon Jennings)の「Sure Didn't Take Him Long」、ミッキー・ニューベリーの「Why You Been Gone So Long」、トム・パクストンの「Last Thing On My Mind」(この2曲はクラレンス・ホワイトの未完成のソロ・アルバムのためにレコーディングされたものと同一曲です)ともちろん彼らが作曲した曲もありました。


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# by scoop8739 | 2017-12-11 10:42 | カントリー・ガゼット