193 時系列で聴くカントリー・ジェントルメン (32)

レベルへの録音 (6)

a0038167_11043901.jpgB面1曲目「ノックスヴィル・ガール」(Knoxville Girl)は、古いイギリス民謡の「ウェックスフォード・ガール」(Wexford Girl)をベースに作られた曲で、ルーヴィン・ブラザースがレコーディングをしています。ジェントルメンは曲を通してトリオ・コーラスで歌っています。この曲は2003年に発売されたCD「Can't You Hear Me Callin'」(REB-CD-7508)にも収録されています。

2曲目の「レッド・ウィング」(Red Wing)はケティ・ミルズが1907年に作曲し、のちにサーランド・チャタウェイが詞をつけました。1920年代に多く演奏された非常にポピュラーな曲です。バンジョーが快調に飛ばし、マンドリンがそれに続きます。途中からエディが手癖のようなギャロッピングを差し挟みます。

3曲目「ニアラー・マイ・ゴッド・トゥ・ジー」 (Nearer My God To Thee) は、サラ・フラワー・アダムスの詞に、1856年ロウウェル・メイソンが曲をつけた、讃美歌320番「主よ、みもとに」、または聖歌260番「主よいよいよ」として知られた曲です。「どこに行けばあなたの霊から離れることができよう。どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。天に登ろうとも、あなたはいまし陰府(よみ)に身を横たえようとも見よ、あなたはそこにいます」と歌われます。ルーヴィン・ブラザースもまたレコーディングをしている曲ですが、ジェントルメンはギターとマンドリンをバックにクワルテットで歌います。

4曲目の「ケティ・ディア」(Katy Dear)は古くはカーター・ファミリーやブルー・スカイ・ボーイズによって歌われたトラディッショナル・ソングです。「オハイオの岸辺で」に似た内容の歌で、ジェントルメンの素晴らしいトリオ・コーラスが聴かれます。この曲も前述のCD「Can't You Hear Me Callin'」(REB-CD-7508)に収録されました。

5曲目「ユー・レフト・ミー・アローン」(You Left Me Alone)はベースのトム・グレイがジェリー・スチュアートと共作した曲です。切り裂くようなジョンのマンドリンでキックオフし、この曲もトリオ・コーラスで歌われます。この曲も同じくCD「Can't You Hear Me Callin'」(REB-CD-7508)に収録されました。

【資料参考:Rebel Records“The Early Recordings : 1962-1971”(レコード番号REB-4002)】※この項はカントリー・ジェントルメン研究の小川孝裕さんにアドヴァイスをいただいています。

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by scoop8739 | 2006-04-10 22:51 | カントリー・ジェントルメン
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