188 時系列で聴くカントリー・ジェントルメン (28)

レベルへの録音 (3)

前回(1962年11月)に引き続いて1963年3月、ジェントルメンは再びレベル社で3曲ほど録音しています。その3曲は「疲れ果てて」(I Am Weary)、「せつない日」(Sad and Lonesome Day)、「青い鳥が呼んでいる」(Bluebirds Are Singing For Me)ですが、この3曲にしても正式な記録なのかどうかわからないようです。

a0038167_20505222.jpg先にも書きましたが、レベル社がレコーディングに用いた場所はピート・カイケンダル所有の「ウィンウッド・スタジオ」(Wynwood Studio)というところで、ここはのちのマーキュリーでのアルバム「フォーク・セッション・インサイド」が録音されたのと同じ場所でした。だからこれらの曲がマーキュリー盤に使われたものなのか、リハーサルとしてレコーディングされていたものなのか、不思議と区別がつかないのです。

レベル社のコメントによると、これらのセッションの途中でマーキュリー社との契約が成立したので、ここでレコーディングされた曲がマーキュリーのアルバムに収録されたとのことです。もしもレベル社のコメントが正しいのであれば、「フォーク・セッション・インサイド」はすでに半年前から準備されていたことになります。ちなみにレベル盤はモノラルで録音されており、マーキュリー盤ではステレオとなっています。どうもこの辺りにヒントが見つかりそうですが、いかがなものでしょうか?

なお、この3曲については「フォーク・セッション・インサイド」の項でまとめて解説させていただきます。


【資料参考:Rebel Records“The Early Recordings : 1962-1971”(レコード番号REB-4002)】※この項はカントリー・ジェントルメン研究の小川孝裕さんにアドヴァイスをいただいています。
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by scoop8739 | 2006-03-29 20:51 | カントリー・ジェントルメン
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