180 カントリー・ジェントルメンを聴き倒す (20)

フォークウェイズ・デイズ (7)

カントリー・ジェントルメンは、持ち前のショウマン・シップとユニークかつ立体的な演奏スタイルでブルーグラス界のダーク・ホース的な存在となり、北東部地域の大学キャンパスにおける人気バンドとなっていったのでした。時代的に言うとモダン・フォークでの
キングストン・トリオやブラザーズ・フォアに匹敵するほどの存在だったようです。

さてそんなジェントルメンが一部のファンのみならず、多くの聴衆に知れ渡るようになるきっかけとなったのは、なんと言ってもカーネギー・ホールに出演したことではないしょうか。

1961年9月16日、音楽誌シング・アウト主催のコンサートに出演した彼ら4人は、ギター、5弦バンジョー、マンドリン、ベースだけで音楽的な技術はもとより、エンターティナーとしての立場、義務を心憎いまでに披露し、聴衆を十二分に満足させたのでした。その模様はフォークウェイズのエンジニアによってしっかりと録音されていました。

ところがこのテープは長い間お蔵入りされていて、40年後の2001年になって初めて、以前LPで発売されていたライヴ・アルバム「オン・ザ・ロード」がCD化される際に陽の目を見ることとなったのでした。

a0038167_23301618.jpgアルバム「オン・ザ・ロード」のボーナス・トラックとして私たちの前に姿を現したのは僅か6曲でしたが、それらは彼らのエンターティナーぶりを余すことなく伝える内容のものでした。曲自体はそれ以前にスターディに録音されていたものとほぼ同じなのですが、コンサートの雰囲気を伝えるには十分すぎる素晴らしいものだと思います。

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by scoop8739 | 2006-03-10 23:31 | カントリー・ジェントルメン
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