171 カントリー・ジェントルメンを聴き倒す (11)

スターディ時代 (7)

a0038167_0173462.jpg前回のセッションで納得いかなかった彼らは、再び「フリーダム・ベル」の録音にチャレンジします。この曲は自由を讃えた高らかな希望の曲で、コーラス部のハイテナー(ほとんど裏声に近いもの)は、嫌みにならないギリギリのところで程よくハーモナイズされていて、こんなところにも彼らの技量の高さが感じられます。また、今回のセッションではオートハープが使用されていますが、たぶんマイク・シーガーが演奏しているものと思われます。ダフィーはオーバー・ダビングでドブロも弾いています。

この日、同時にシングル盤用のカップリング曲として、ノスタルジックな雰囲気を持つ「ヒルズ・アンド・ホーム」も録音され、この年の9月にリリースされます。

続いて8回目のセッションは翌1960年1月に行われました。このセッションで録音されたのは、ドブロが効果的にフィーチャーされたスロー・ナンバーの「トムへの手紙」(A Letter To Tom)。そして、南北戦争以前の古い民謡である「ダーリン・アラリー」(Darling Alalee)でした。この曲はブルー・スカイ・ボーイズのナンバーをアレンジしたものです。この2曲がシングル盤用にカップリングされ3月にリリースされます。さらにカーター・ファミリーによっても歌われていた古い民謡の「さぼりたや節」(Ain't Gonna Work Tomorrow)と、この曲をあわせた全3曲が同じセッションで録音されています。

【資料参考:King Records“Country Gentlemen / High Lonesome”(レコード番号3510-2-2)】

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by scoop8739 | 2006-02-07 23:54 | カントリー・ジェントルメン
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