164 カントリー・ジェントルメンを聴き倒す (4)

ファースト・レコーディング(The First Recording)

1957年9月、彼らは「ディキシー」という彼らのプライベート・レーベルで、シングル盤用に初めてのレコーディングを行ないます。レコーディング・パーソナルは同じくワシントンD.C.出身の、フィドルにジョン・ヘイル(John Hail)、ベースにトム・モーガン(Tom Morgan)というミュージシャンを加えて、ブルーグラス史上初の都会(東部)人によるブルーグラス・ミュージシャンのレコードが作られたのでした。

かつて(1923年)、ビクターがフィドリン・ジョー・カースンの「Little Old Cabin In The Lane」を出来が悪いという理由で、レコード番号なしでテスト発売したことがありましたが(後に番号をつけて発売したのは再吹き込みマスターでした)、ジェントルメンのディキシー盤にもレコード番号はつけられませんでした。

さて,この時に録音されたのは「Going to The Races」と「Heavenward Bound」の2曲でした。この2曲に関しては、私の手元に音源がないために解説のしようがありません。しかし後年、「Heavenward Bound」の方はレベル・レコードからリメイクされてリリースされます。ジョン・ダフィー作となるこの曲を聴く限り、あまり華やかな感じがしましません。

また「Going to The Races」は、1964年にフォークウェイズからのライヴ盤「Going Back To The Blue Ridge Mountain」(残念ながらCD化されていません。早くCD化されることを望んでいます)にリメイクされて収録されます。この曲はカーター・スタンレー作の「Gonna Paint The Town」を下敷きに作られていて、まさにスタンレー・ブラザーズのスタイルで演奏されています。

【資料参考:King Records “Country Gentlemen / High Lonesome”(レコード番号3510-2-2)】

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by scoop8739 | 2006-01-15 22:53 | カントリー・ジェントルメン
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