149 クリスマス・ソングをブルーグラスで (14)

フロスティ・ザ・スノウマン (Frosty The Snowman)

a0038167_0242112.gif雪が少しでも降ると、すぐ雪だるまをつくりたくなるのは大人も子供も同じです。雪だるまをつくる時に、雪を転がして塊を大きくしますが、こうすると、雪だるまはどんどんふくらんで大きくなります。こんな状態を「雪だるま式に増える」と言います。雪だるまをつくるのに、雪をスコップなどで集め、丸く固めてつくっているのを見かけることがありますが、これではこの言葉の意味がわかりません。

「雪だるま式に増える」という言い方は、こんな時にも使われます。それは借金を返すために借金をするという自転車操業的借入の場合で、こうなると“雪だるま式”に額が増え、自己破産に至るケースが多いようです。つまり、多重債務の典型的なパターンですね。

さて、“雪だるま式”に雪を転がして雪だるまをつくるには、まず核になる雪のボールをつくります。それを新雪の上に転がします。新雪はとてもくっつきやすいのですぐ大きな玉になります。一方向ばかりに転がすとドラム缶のように円筒形になりますから、丸くなるように右方向に転がしたり左方向に転がしたりします。雪玉には次々と新しい雪が巻き付き大きな雪玉になります。子どもたちは雪玉が大きく重くなって動かせなくなるまで力をあわせて転がし続けます。雪だるまを据えたいところがあるならその場所までころがします。同じように雪だるまの頭になる少し小さめの雪玉もつくります。

ところで、北海道の早来町にある郵便局がはじめた雪だるまの小包が、今年累計で5万個を超えたのだそうです。雪だるまの小包といっても原料は雪ですから、ほとんどタダです。まったくうまい商売を考えたものです。早来町というのはスピードスケートの橋本聖子(現国会議員)の出身地であり、北海道の酪農とチーズ生産の発祥の地でもあり、そしてサラブレッドの育成にも力を入れる優駿の産地としても有名です。

しかし、やはり今では「雪だるまの小包」でしょうね。チルド郵パックの「雪だるま」作りは早来町の冬の風物詩になり、12月になって雪が積もるとクリスマスに向けて雪だるま作りが始まります。この雪だるまは町おこしの役にも立ったようですが、局名も「早来、雪だるま郵便局」に変え、局舎前のポストまで雪だるま型のものにしてしまうほど入れ込んでいるとのこと。ここまでやれれば、民営化後も確実に生き残って行けそうですね。

a0038167_0245173.jpg雪だるまというと、クリスマス・ソングに「フロスティ・ザ・スノウマン」という曲があります。シーズンになると一度は聴くことのある曲ですが、歌詞をよくよく読むと結構寂しかったりして、ちょっと涙が出そうな内容です。ところで、ブルーグラスでこの曲を歌っているのがダン・ティミスキです。収録されているのは「ア・ベリー・スペシャル・アコウスティック・クリスマス」というアルバムで、ブルーグラスばかりではなく、イアン・ジャクソンやレバ、またオルタナティブ・カントリーのビッグ・ネームといった今の時代の音の流れの主役となっている”アメリカーナ勢”のアコースティックなクリスマス・ソングが中心に集められています。

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by scoop8739 | 2005-12-11 00:25 | クリスマス・ソング
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