145 クリスマス・ソングをブルーグラスで (10)

サンタクロースがやってくる (Here Comes Santa Claus)

a0038167_22212840.jpgいわゆる童謡的な扱いのものまで含めると、日本でも1950〜60年代に相当数のクリスマス・レコードが出ています。1952、3年頃のジャズ・ブームから、60年前後のロカビリー・ブーム、60年代後半のエレキ〜GSブーム、その他一般の歌謡曲歌手らにより、さまざまなレコード(ほとんどがシングル盤)が作られました。嬉しいことに、ここ10年位のCDリイシューのおかげで、現在かなり珍しい音源まで聴けるようになっています。そんな中にザ・ピーナッツの歌っていた「サンタクロースがやってくる」という曲があります。標題の曲とは同名異曲ですが、こちらも文字通りクリスマスの名曲です。

ところで、若い人はあまりご存じないと思われますが、ザ・ピーナッツというのは、昭和34年(1959年)に「可愛い花」という曲でデビューし、約16年におよぶ歌手活動の中で日本の歌謡界の一時代を担うとともに、テレビ草創期の象徴的存在であり、映画「モスラ」では「小美人」役に出演など、まさに日本の芸能史を語るに置いて欠くことのできない活躍をしてきた双子の姉妹です。昭和50年(1975年)に、「良い状態の時に惜しまれながらカッコよくやめたい」と、山口百恵の先を行くセリフを残して綺麗さっぱり引退してしまい、文字通り伝説となった歌手でした。

a0038167_2222029.jpgブルーグラス界で双子の美人姉妹というと、シャンクマン・ツインズがいます。彼女たちは今、マリブ・ストームというバンド名でカントリー・ポップスを演っていますが、かつてブルーグラスによるクリスマス・ソング「サンタクロースがやってくる」をリリースしています。ギターのイントロに続いてダナ・シャンクマンの力強く美しくコクのあるリード・ヴォーカルが始まり、ローレン・シャンクマンの美しいハーモニー・ヴォーカルが加わります。そして彼女たちの弾くバンジョーとフィドルの伴奏で味つけられて素晴らしい作品に仕上がっています。

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by scoop8739 | 2005-12-03 22:34 | クリスマス・ソング
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