138 クリスマス・ソングをブルーグラスで (3)

クリスマスは我が家で (I'll Be Home For Christmas)

こんな企画を思いついたもので、毎日クリスマス・ソングばっかり聴いています。また最近の雑誌を眺めていたら、「ホーリーナイトの正しい過ごし方」とかなんとか特集していました。どうやらイヴには「聖なる夜は彼と二人、チャペルで賛美歌を…」なんてことになるのだそうで、もちろん日本にも信心深い方はいらっしゃるのだけれど、大方は無神論者、あるいは、仏教か神道か、まぁそんなところでしょう。

そんな日本人がクリスマスの声を聞いた途端に賛美歌を聞いて敬虔な気分になってしまう。しかも恋人と二人してチャペルでミサ、なんてことをおっしゃる。どうして根っからの無神論者が、親戚でもお友達でもなんでもないイエス・キリストさんの誕生日を聖なる気分でお祝いせにゃならんのでしょうや?

要するにクリスマスは口実で、「なんだか知らないけど西洋にゃクリスマスってめでたい日があるらしい、こいつはいい、めでたいんだから飲もう、騒ごう、プレゼントもらおう、商売しよう、儲けよう」と、それが日本流のクリスマスなわけで、とことんC調なノリで楽しむのが「正しい日本流のクリスマス」ってわけなのです。ということで私も毎日クリスマス・ソングを聴きながら楽しんでいます。ほ〜んと楽しいですね、年中クリスマスだったらもっと楽しいだろうな?

この曲は、プラターズの歌った「トワイライト・タイム」の作者として、またピアニストとしてよく知られているバック・ラムが、1943年にキム・ギャノン、ウォルター・ケントと共作したものです。ビング・クロスビーのレコードが同年12月にヒットし、ミリオンセラーとなっています。

“クリスマスには我が家へ帰ります。あなたは私をあてにしていいの。白い雪、ヤドリギの飾り、クリスマス・ツリーの下には贈り物を頼むわ。クリスマス・イヴにはきっと逢える。愛の光の輝くところ、クリスマスには我が家へ帰ります。たとえ夢の中でも…”

当時は第2次世界大戦中であり、愛する人と遠く別れて暮らす人々の心を強く捉えたことから、とくに愛好された曲でした。それでなくとも、この曲はいつ聴いても心を打たれるアット・ホームな魅力ある名曲だといえます。

a0038167_21263945.jpgエルヴィス・プレスリーやドリス・デイをはじめこの曲もいろいろな歌手で歌われますが、ブルーグラス界ではシンディ・ウィーラーという女性シンガーがデル・マッカリー・バンドを従えて歌っています。この歌手がどんな人なのかあまり知りませんが、ドブロの売れっ子ロブ・アイクスの在籍するブルー・ハイウェイのアルバムにもゲストで歌っていましたね。

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by scoop8739 | 2005-11-22 21:28 | クリスマス・ソング
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