137 クリスマス・ソングをブルーグラスで (2)

Christmas Time’s A-Coming

本来イエス・キリストの誕生を祝う神聖な日であるべきクリスマスは、今日の日本ではかなり変貌を遂げて、というか曲解されて、というか都合のいいように利用されて、どういう訳だか、異性を口説く日、プレゼントをもらう日、ケーキを食べる日、デパートの年末商戦の一部、パーティーの口実、あるいはユーミンの新譜が発売される時期、という風に定着してきました。

子供の時分には何となくバタ臭く感じた「クリスマス」なる響きは、本来の意味から離れて、自分の生活と同レベルで解釈できる摩訶不思議(これは仏教用語?)な日本文化にまで昇華されつつある、という感じを受けるのであります。

なにはともあれ、世の中、地震だの台風災害だの自爆テロだのと、あまりうれしくない話題が多い年の暮れではありますが、クリスマスにかこつけて「ブワ〜っ!」と騒いで気分を晴らすのもいいのかも知れませんね。

a0038167_21295013.jpgさて前置きが長くなりましたが、標題のこの曲はブルーグラス・シーンでのクリスマスの定番曲です。オリジナルはビル・モンロウが1951年10月28日に録音していて、フィドルのテックス・ローガンの作曲となっています。

ビルの他には、ラルフ・スタンレーもラリー・スパークスもドク・ワトソンも、そしてビルの愛弟子であるピーター・ローワンもこの曲を歌っています。ピーターの場合、マンドリンにサム・ブッシュ、ドブロにジェリー・ダグラス、フィドルにスチュワート・ダンカンと、鉄壁のバックを従えてビルと同じヴァージョンで歌われます。収録されているアルバムはこれまた「Sugar Plums: Holiday Treats from Sugar Hill」です。

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by scoop8739 | 2005-11-14 21:25 | クリスマス・ソング
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