124 ブルーグラスの中のビートルズ (17)

イン・マイ・ライフ (In My Life)

この曲はビートルズの6枚目でモザイクのような作りのアルバム「ラバー・ソウル」に収録されています。アルバムの中ではこの曲がもっとも大きな広がりを持っているようで、アルバムが持つテーマにいちばん近い感じがします。

自分の内的な生活に焦点を置いて作曲してはどうかとのアドバイスを受けたジョンは、あきらかに自伝的な曲を書き始めます。その結果、この曲はジョンにとって初めて自身の進歩を実感できた作品となりました。一人の人間の一生を通じて、親しい関係というものが本来持っている夢だとか幻滅といったものと、ある特定の恋とを結びつけているという実に哲学的な作品です。

a0038167_9415225.jpg90年代に入ってからのディラーズは、ロドニー・ディラード(g)、ミッチ・ジェイン(bs)、ディーン・ウェッブ(m)というオリジナル・メンバーにスティーブ・クーリー(bj)を加え、旧知のバイロン・バーライン(f)やハーブ・ペダースン(bj)らとともに、ボブ・ディランの秀逸なカヴァーを含むベストともいえる「レット・イット・フライ」(Let It Fly)というアルバムを発表しています。さらに94年にはこの曲「イン・マイ・ライフ」のブルーグラス風解釈を含むアルバム「テイク・ミー・アロング・フォー・ザ・ライド」(Take Me Along For The Ride)をリリースします。アルバムの中で特にこの曲はバンジョーが印象的な仕上がりとなっています。

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by scoop8739 | 2005-08-28 09:50 | ビートルズ・ソング
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