83 アッシズ・オブ・ラヴ

(Ashes Of Love)

a0038167_20492498.jpgサンフランシスコのロック・バンド「グレイトフル・デッド」を率いてきた故ジェリー・ガルシアは評判のブルーグラス・フリークでした。彼は1975年にデヴィッド・グリスマンらとともに「オールド・イン・ザ・ウェイ」をリリースしてブルーグラスに急接近したと思いきや、翌76年、フランク・ウェイクフィールドを中心とした「グッド・オールド・ボーイズ」なるバンドをプロデュースし、新たな仕掛けをしてきました。

このバンドはマンドリンのフランクに加えて、リード・ボーカルにカントリー・ロック・バンド「ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープル・セイジ」のデビット・ネルソン、さらにバンジョーにドン・リーノウ、フィドルにチャビー・ワイズという豪華な布陣でレコーディングを行っています。

このアルバムのオープニング曲が「アッシズ・オブ・ラヴ」です。往年のカントリー・デュエット、ジョニー&ジャックとしておなじみのジョニー・ライトとジャック・アングリンの作で、彼らのヒット曲としても馴染みの深い曲ですが、こうしてブルーグラス・ヴァージョンとして聴いても何の遜色もありません。
Frank Wakefield & The Good Old Boys / Pistol Packin’ Mama (Liberty) (CD化されていません)

フランク・ウェイクフィールドと古くはコンビを組んでいたレッド・アレンが、デヴィッド・グリスマンらとアルバム「ブルーグラス・リユニオン」を制作しています。このアルバムではジェリー・ガルシアがしゃしゃり出て来て“美味しいとこ取り”してこの曲を歌っています。
Bluegrass Reunion Band / Bluegrass Reunion (Acoustic Disc)

クリス・ヒルマンのメイン・ストリームでの活躍はバーズに始まり、フライング・ブリトゥ・ブラザーズ、マナサス、サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド、マッギン・クラーク&ヒルマンと、西海岸の重要なバンドで脇役を固めていました。そんな彼が1984年に発表したソロ・アルバムが「デザート・ローズ」です。このアルバムはイーグルス初期のものよりのどかで、かなりカントリーよりのカントリー・ロック・アルバムとなっています。とはいえ、ドブロのアル・パーキンス始め、ジェームス・バートン、バニー・リードン、バイロン・バーラインらの腕達者がバックを固めているので聴き応えは充分なものとなっています。この中の1曲に「アッシズ・オブ・ラヴ」が収録されています。
Chris Hillman / Desert Rose (Sugar Hill)

ジム&ジェシーの来日コンサートでも演奏されました。「恋のなきがら」という邦題もなかなか味わいがあっていいものです。いつ聴いてもマクレイノルズ兄弟のコーラスは透き通って綺麗ですね。
Jim & Jesse & The Virginia Boys / Back in The Tokyo Again (Vivid Sound)

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by scoop8739 | 2005-04-09 19:12 | 不朽の名曲
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