70 サリー・グッディン

(Sally Goodin)

a0038167_1815477.jpgカントリーとロックの境界線をまたいで活躍する名フィドラー、バイロン・バーラインは、ビル・モンロー率いる名門ブルーグラス・ボーイズの出身で、60年代後半にL.A.に移り住み、ローリング・ストーンズの「カントリー・ホンク」や、ザ・バンドの「アルケイディアの流木」などで名演を残しています。他にもバーズ、フライング・ブリトウ・ブラザーズ、グラム・パーソンズ、ジェームス・テイラーなどの録音やツアーに参加し、様々なセッションを経た後、1972年にカントリー・ガゼットを結成します。

その後、サンダンスやL.A.フィドル・バンドなどを組んで、さまざまなサウンドに挑戦しています。このように彼は、ルーツであるブルーグラスとロック・アーティストとの交流から学んだプログレッシヴな感覚を融合し、カントリーに新たな地平を切り拓きました。現在もブルーグラスに基盤を置いて精力的な活動を続けています。

彼が1995年に発表したソロ・アルバムに、オープニング曲として収められているのが「サリー・グッディン」です。ブルーグラスの世界では"フィドル&バンジョー"っていう言い方がありますが、アメリカ開拓の頃にバンジョーとフィドルを弾きながら夜通し踊ったり飲んだりして盛り上がった、そんな雰囲気のする曲です。
Byron Berline / Fiddle & A Song (Sugar Hill)

バイロンにとってこの曲は特別な想いがあるのでしょうか、あらゆるシーンでこの曲の演奏が聴けます。カントリー・ガゼットの3枚目のアルバムB面1曲目にこの曲が収録されています。
Country Gazette / Live At McCabes (CD化されていません)

1962年に家庭用テープ・レコーダーに収録されていたクラレンス・ホワイトのプライベート・レコーディングです。このテープは彼の死後に発見され、それを元に制作されたアルバムですが、クラレンスの熱いリード・ギターが聴けます。
Clarence White / 33 Acoustic Guitar Instrumentals (Sierra)

クラレンスとはまた違った流れるようなピッキングで、高度なテクニックをこともなげに聴かせてくれるのがデヴィッド・グリアです。
David Grier / I've Got The House To Myself (Dreadnought Recordings)

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by scoop8739 | 2005-03-27 18:18 | 不朽の名曲
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