67 ブルー・リッジ・マウンテン・ブルース

(Blue Ridge Mountain Blues)

a0038167_21191882.jpgサザン・マウンテン・フォーク・ミュージックを母体に持つブルーグラス音楽のバラードには、曲のテーマ、または内容の発生場所として、キャロライナ、ブルー・リッジ・スモーキーなどの山小屋の背景描写が数多く使用されているのが特色です。ブルーグラスの音楽的性質上、自然とこういったムードが重要なマテリアルのひとつとなるのかもしれませんね。

さて、カントリー・ジェントルメンはワシントンD.C.で結成され、その活動基盤を都市周辺のライヴ・ハウスとしていましたが、レパートリーの多くは南部の自然に題材を求めています。この曲の他にも、「ブルー・リッジ・マウンテン」や「ブルー・リッジ・マウンテン・ホーム」といった「ブルー・リッジ」を題材とした曲をレパートリーとしていました。

そんなカントリー・ジェントルメンは数多くのライヴ・ヴァージョンを残しています。この曲が聴けるのは、1963年1月6日、オハイオ州コロンバスのコーヒー・ハウス「セイクレッド・マッシュルーム」で収録されたものです。どうも英語が苦手なので、チャーリー・ウォーラーが何をしゃべっているのか理解できませんが、雰囲気からするとどこかの訛りで歌っているのでしょう。
The Country Gentlemen / On The Road (And More)

カントリー・ジェントルメンとは仲の良いビル・クリフトンもこの曲をレパートリーにしていました。伸びのあるビルの歌声がブルー・リッジの山々にこだましそうな感じがします。
Bill Clifton / The Early Years (1957-1958) (Rounder)

1963年当時のブルー・グラス・ボーイズは、ギターとボーカルにデル・マッカリー、バンジョーにビル・キース、フィドルにジョー・スチュアートという第2期黄金時代を迎えていました。このメンバーでのライヴでも歌っています。この曲は、いわゆるビル・モンロウ・ソングではないのですが、聴衆のリクエストに応えて気持ちよく演奏しています。間奏には特徴ある突っかかるようなビルのマンドリンが聴きものです。
Bill Monroe And His Blue Grass Boys / Live At Mechanic Hall

アール・スクラッグスがエルトン・ジョンやスティング、ドン・ヘンリーといった多くのポップ・シンガーたちと組んで意欲的に制作したアルバムです。この曲をジョン・フォーガティ(元クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)が特徴のある声で歌っています。
Earl Scruggs And Friends / Blue Ridge Mountain Blues (MCA)

ドク・ワトソンのライヴを集めたアルバムでは、ハーモニカのイントロに続いて独特の温かい歌声と間奏のフラット・ピッキング・ギターが堪能できます。
Doc Watson / The Essential Doc Watson (Vanguard)

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by scoop8739 | 2005-03-24 21:21 | 不朽の名曲
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