63 ラヴ・プリーズ・カム・ホーム

(Love Please Come Home)

a0038167_23432082.jpgドン・リーノウとレッド・スマイリーは1951年にコンビを組み、その後1964年まで順調に活躍していました。しかし、この年に突然解散してしました。それは、ハードなスケジュールと移動とがレッドの体を蝕み、演奏活動ができなくなったためだと言われています。

そんなリーノウ&スマイリーがヒットさせた曲は数多くあります。どちらかというとドンのバンジョーがとてもユニークなためにインストゥルメンタル曲の方が目立ってしまいがちですが、レッドの温かいボーカルをフィーチャーしたバラードものにも捨てがたい名曲が多くあります。そんなひとつにこの曲がありました。

レッドの落ち着いたリード・ボーカルと好対照をなして、ドンのバンジョーとテナー・ボイスはたたみかけるように快調でスリリングなサウンドを創っています。またマック・マゲーハもノリのいいフィドルを聴かせてくれます。
Don Reno & Red Smiley / Love Please Come Home (King)

レッドと別れた後、ドンはビル・ハーレルと組んでテネシー・カッタップスを維持していきます。もちろんレッドとのコンビ時代のヒット曲も引き続きレパートリーに加えていったのでした。
Don Reno & Bill Harrel / With The Tennessee Cut-Ups (CD化されていません)

デヴィッド・グリスマンが1973年10月、サンフランシスコのボゥルディング・ハウスでピーター・ローワン、ジェリー・ガルシア、ヴァッサー・クレメンツと組んでライヴ・ショーを仕掛けました。これがあの有名なアルバム「オールド・イン・ザ・ウェイ」です。これとは別テイクのものがCD化されています。そこにこの曲が収録されているのです。ジェリーのちょっと引っかかるようなバンジョーにのせてピーターの飛ぶようなボーカルが弾みます。
Old & In The Way / That High Lonesome Sound (Live Recordings) (Acoustic Disc)

グリスマンは1992年にも朋友ハーブ・ペダーセンと組んでリユニオン・アルバムを仕掛けています。このアルバムではレッド・アレンのいぶし銀のようなボーカルが堪能できます。軽やかなジム・ブキャナンのフィドルも聴きものです。
Red Allen, David Grisman, Herb Pedersen / Bluegrass Reunion (Acoustic Disc)

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by scoop8739 | 2005-03-20 23:45 | 不朽の名曲
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