61 ハウ・マウンテン・ガールズ・キャン・ラヴ

(How Mountain Girls Can Love)

a0038167_2143101.jpgこれは言うまでもなくスタンリー・ブラザースの名曲です。彼らの最大の魅力はその独特なコーラスにありました。永遠不朽のハーモニーはカーターの朴訥な歌唱とラルフの艶やかなハイテナーによって醸し出されたものです。この曲は今日でもジャムなどで必ず歌われる定番の一つですが、かつて日本で発売されていたLPには、「お山の彼女は恋が好き」という妙な邦題が付いていたものでした。直訳だと「山の少女がいかに愛することができるか」ということになるのですが、それでは面白くもおかしくもなく、またタイトルらしくありません。そこでボクは「山の娘は恋上手」と名付けました。いかがでしょう?
The Stanley Brothers / 16 Greatest Hits (Hollywood)

1966年、兄カーターが重病に陥り41歳の若さでこの世を去ってしまいました。兄亡き後のラルフが来日した折のコンサートでオープニングにこの曲を取り上げています。
Ralph Stanley And The Clinch Mountain Boys / Ralph Stanley in Japan (Rebel)

かつてクリンチ・マウンテン・ボーイズで活躍したことのあるリッキー・スキャッグスがメジャーになってからもケンタッキー・サンダーを率いて愛唱しています。
Ricky Skaggs & Kentucky Thunder / Live At The Charleston Music Hall (Skaggs Family)

リッキー・スキャッグスとは旧知の仲でブルーグラス界随一のギタリスト、トニー・ライスもこの歌を歌っています。このアルバムはいつもながらのトニーの華麗なギター・ピッキングによるブルーグラス名曲集となっています。
Tony Rice / Plays and Sings Bluegrass (Rounder)

あの渋いシルバー・ミドル・バンドのセルダム・シーンが、なんとも粋にハイテンポで聴かせてくれます。
Seldom Scene / Scenic Roots (Sugar Hill)

一風変わったところでは、ブルーグラスのアーティストではないのですが、有名なシンガー・ソングライターのジョン・デンバーが1979年のアルバムでこの曲を歌っています。豪華布陣を率いてのスタジオ・ワークですが、新しいスタイルが無理なく馴染んで余裕を感じさせてくれます。ブルーグラス界ではおなじみのミュージシャンではバンジョー、ギター、コーラスにハーブ・ペダーセン、ベースにエモリー・ゴーディ・Jr.が参加しています。
John Denver / Autograph (RCA)

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by scoop8739 | 2005-03-18 21:39 | 不朽の名曲
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