58 フォギー・マウンテン・ブレイクダウン

(Foggy Mountain Breakdown)

a0038167_1615269.jpg1950年、アール・スクラッグスのペンによる不滅のインストゥルメンタル・チューンです。つまりこの曲を知らないようなブルーグラス・ファンはいないと言っても過言ではありません。

コードはG(レコードでは半音上がりのチューニングのためG#となっています)を2小節、Emを1小節、Gを1小節、再びEmを1小節、Gを1小節、Dを1小節、そしてGに戻って1小節となります。Emを含んでいるのがミソですね。

この曲は、映画「俺たちに明日はない」(原題:Bonnie and Clyde 監督:アーサー・ペン、1967年の作品)で使用されたことでも有名ですが、これによってブルーグラスを知らない人でも何らかの感動を覚えたはずです。

フラット&スクラッグスは後年、何度となくこの曲を録音していますが、これほどの名曲となると数多くのバンジョー・ピッカーによっても演奏されています。アール・スクラッグスをアイドルとするピッカーにソニー・オズボーンやJ.D.クロウなどがいます。彼らの演奏はそれぞれ次のアルバムで聴くことができます。

The Osborne Brothers / Bluegrass Special (ん?これはCD未発表か?)
J.D.Crowe and the New South / Live In Japan (Rounder)

やはりスクラッグス・スタイルのビッグ・バンジョーを聴かせるビル・エマーソンが、1970年に来日した折にコンサートで演奏しています。
The Country Gentlemen / Live in Japan (Rebel)

珍しいところでは、アラン・マンデが完璧にスクラッグス・スタイルで演奏しているものもあります。
The Country Gazette / Live on the Road (Disc Union) (これまたCD化されていない)

超珍しいものとして、ネオ・ロカビリーで一世を風靡したストレイ・キャッツが「Feline Frisky」(Recall)というライヴ・アルバムで演奏しています。

しかし何といってもオリジナルのフラット&スクラッグス盤に勝るものはありませんね。

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by scoop8739 | 2005-03-15 21:18 | 不朽の名曲
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